行動と展望
無罪推定・公正な裁判・実効的救済を求めて
はじめに
本ページでは、hikari99.jp における現在の活動と、今後の展望を整理します。
本サイトは、単に過去の出来事を記録するためだけのものではありません。
本件において生じた、無罪推定、公正な裁判、適正手続、民主的代表制、憲法尊重擁護義務に関わる問題を、現在の制度運用の問題として検証し、必要な是正と救済を求めていくための活動の場です。
事件の詳細な経過、法的検証、証拠資料については、「事件の記録と検証」および「法的主張と違憲違法構造の整理」をご覧ください。
現在取り組んでいること
現在、2011年(平成23年)から現在に至るまでの一連の出来事について、判決書、議会議事録、新聞報道、供述調書、実況見分調書、公文書、情報公開請求により取得した資料等を整理しています。
本件では、事件当時の刑事手続だけでなく、判決確定前に行われた辞職勧告決議、その後の報道、市長発言、行政・議会の対応、住民監査請求、住民訴訟、裁判所への意見書・申入書等が連続して問題となっています。
そのため、資料を単に保管するだけではなく、次の観点から整理しています。
事実経過を確認するための資料。
刑事手続の時系列を確認するための資料。
供述形成過程と合理的疑いを検証するための資料。
無罪推定原則の侵害を検証するための資料。
救済活動と救済不提供の問題を確認するための資料。
行政・議会の後年の対応を検証するための資料。
住民監査請求・住民訴訟の経過を確認するための資料。
これらの資料は、整理・マスキング・PDF化等が完了したものから、順次「証拠・文書群」ページに掲載していきます。
裁判所・行政・議会への申入れと今後の対応
本件について、裁判所、須賀川市、須賀川市議会その他の関係機関に対し、説明、是正、検証、救済を求める申入れを行ってきました。
本件で問題となるのは、単に過去の刑事判決に不服があるということではありません。
問題は、有罪判決が確定する前に、公的機関である地方議会が有罪を前提とする辞職勧告決議を可決し、それが報道を通じて社会的非難として広がり、その状態の下で刑事手続が進行したことです。
さらに、その辞職勧告決議に賛成した市議会議員2名の供述調書が、刑事判決の証拠標目に掲げられています。
この点について、裁判所、行政、議会は、単に「判決が確定している」「再審要件に当たらない」「法的拘束力のない意思表示である」と述べるだけでは足りません。
無罪推定侵害下で刑事手続が進行したことを、憲法及びICCPR上どのように評価するのか。
判決前の有罪前提決議に賛成した議員の供述調書が刑事裁判の証拠構造に含まれたことを、どのように評価するのか。
救済しない場合、実効的救済義務との関係でどのように説明するのか。
これらの問いに対して、今後も、必要に応じて、裁判所、行政機関、議会、監査機関等に対し、事実関係の確認、法的根拠の照会、是正措置の申入れを行います。
住民監査請求・住民訴訟
本件では、刑事手続そのものとは別に、須賀川市及び須賀川市議会の対応について、住民監査請求及び住民訴訟にも取り組んでいます。
住民監査請求・住民訴訟では、主として公金支出、財務会計行為、違法な怠る事実等が問題となります。
しかし、その背景には、須賀川市議会による辞職勧告決議が、憲法及びICCPR上どのような問題を有するのかという、より根本的な問題があります。
特に重要なのは、判決確定前に行われた辞職勧告決議が、無罪推定原則、公正な裁判、適正手続、民主的代表制との関係でどのような問題を有していたのか、また、その違憲・違法性について、市がどのような調査・判断・是正措置を尽くすべきであったのかという点です。
住民訴訟の詳細な経過、提出書面、証拠説明書、準備書面等については、必要に応じて別途整理します。
情報公開請求の継続
本件の検証には、公的記録と一次資料が不可欠です。
これまで、情報公開請求等により、市・議会・監査委員等の内部文書、回答文書、相談記録、意思決定過程に関する資料を取得してきました。
これらの資料により、事件当時だけでなく、後年において関係機関が本件をどのように理解し、どのように対応したのかを検証することが可能になります。
今後も、必要な資料については情報公開請求を継続し、取得した資料を整理したうえで、個人情報や第三者の権利に配慮しながら公開していきます。
特に、次の資料については継続的に確認します。
須賀川市及び須賀川市議会の内部協議資料。
本件に関する市の回答文書。
監査委員関係資料。
議会運営に関する資料。
弁護士相談や法的助言に関する資料。
過去の辞職勧告決議を現在どのように扱っているかを示す資料。
情報公開請求は、本件の事実関係を補強するだけでなく、現在の行政・議会の対応を検証するためにも重要です。
SNSによる発信
本サイトの内容は、ページ単体で完結するものではなく、継続的に発信していく必要があります。
SNSでは、結論だけを断定的に流すのではなく、できる限り本サイトの該当ページへ誘導し、読者が資料と論理を確認できる形にします。
発信する内容は、次のようなものを想定しています。
事件の時系列を短く紹介する投稿。
第1回・第2回辞職勧告決議が判決確定前であったことを示す投稿。
無罪推定原則の意味を説明する投稿。
供述調書における記憶欠落と供述形成過程を説明する投稿。
事故時刻が午後7時50分頃から午後7時40分頃へ整理された問題を説明する投稿。
辞職勧告決議に賛成した市議会議員2名の供述調書が、刑事判決の証拠標目に掲げられている事実を示す投稿。
判決理由の「市民の衝撃と失望」の根拠を問う投稿。
証拠資料の公開を知らせる投稿。
憲法、ICCPR、一般的意見、VCLTとの関係を説明する投稿。
SNSは、感情的な攻撃の場ではなく、資料に基づく問題提起の場として使います。
憲法勉強会との連動
本件を通じて明らかになったのは、憲法が単なる理念ではなく、現実の制度運用を監視するための基準であるということです。
特に、憲法99条は、権力を行使する側に憲法尊重擁護義務を課しています。
しかし、市民がその意味を知らなければ、制度に対して「憲法を守れ」と求めることは困難です。
そのため、hikari99.jp では、今後、憲法99条、立憲主義、無罪推定、適正手続、公正な裁判などを学ぶ勉強会も行っていく予定です。
詳細は「憲法勉強会」ページをご覧ください。
今後の展望
今後は、次の活動を重点的に進めます。
証拠・文書群ページの整備。
裁判所・須賀川市・須賀川市議会への必要な申入れ。
情報公開請求資料の整理・公開。
住民訴訟関係資料の整理。
SNSによる継続的発信。
海外向け概要説明の整備。
憲法勉強会の開催準備。
必要に応じた追加の救済申立て・是正申入れ。
本件は、私一人の問題にとどまりません。
無罪推定が守られない社会では、誰もが、ある日突然、裁判の前に社会から断罪される可能性があります。
公的機関が判決前に有罪前提で人を扱い、その後に「判決が出たから問題ない」とするなら、無罪推定は実質的に失われます。
この活動は、本件の名誉回復だけでなく、同じ構造が二度と繰り返されないための記録、検証、発信です。
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